in the place...

in the place...(現場で) また、いつか会う人のためにも、これから出会う人の為にも、そんな出逢ったときの話のネタにして欲しくて・・・。 全ては、in the place.現場で起きています。

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ラーメンでも食べに行くか!と言う感想を持つ私の回答は違いますか?

斜体文これは、ある家族の物語。「頑張ればきっと、夢はかなう」そう信じて、少年野球でひたむきに頑張る男の子、翔太くん。しかし現実は残酷で…。

また、スタメンに選ばれなかった。送り迎えをする両親は、思い悩みます。

夢の大切さを教えたのは自分たち。でも、夢を叶えるために、家族全員で応援してきた、その期待が翔太にとってプレッシャーになっているのではないか?


「もう、やめさせたほうがいいのではないか…」そんな嘆きすら、こぼれるほどに…。



それでも、前向きに頑張る翔太くんを家族みんなで応援します。

そして、小学校生活最後の試合。この日まで頑張り続けてきた翔太くんは…。彼は何を思い、そして両親に何を伝えるのか? それを知った時、知らずと涙があふれてくるかもしれません。

この物語の最後は、動画で確かめてください。


知らないうちに、成長していた息子。時に、親が子どもから教えられることもある。どんな困難でも、家族一緒だったらきっと立ち向かえる。私たちに勇気を、そして夢の大切さを教えてくれるストーリーです。

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アナログorデジタル

現在のDJスタイルはMIDIコントローラとシンクデバイスによるビートマッチングにシフトし、自身の耳を頼りに手動でミキシングを行うスタイルは過去のものと考えられつつあります。

この記事は決してパソコンベースのミキシングを非難するものではなく、先人達が現代の私達のために培ってくれた礎からDJを進化させるアイデアを学んでいただくことを目的としています。あなたが既にラップトップといくつかのMIDIコントローラを使用している場合、アナログのターンテーブルを用いた伝統的なスタイルから、いくつかのヒントを学んでください。

DJにおけるテクノロジーは過去10年の間に多くのことが進化しました。2005年当時、パイオニアが発売した CDJ 1000によりCDをレコードのようにスクラッチできるようになったことはDJ製品の世界において最大の技術的進歩でした。以前のDJプレイにはレコードかCDが使用され、レコーディングか照明用としてセッティングされていない限りはパソコンをDJブースで見かけることはありませんでした。

今では、ラップトップ、MIDIコントローラ、またはCDJがセットされていないDJブースを見つけるのは難しいことです。めったにDJブースでアナログのターンテーブルを見かけることのない新世代のDJにとっては、時代遅れの技術とも思えるアナログのターンテーブルを使用し続ける理由を理解するのはきっと難しいでしょう。そこで新世代のDJがレコードから始めることをオススメするいくつかの理由を次に挙げていきます。

1. あなたが求める真の音楽に出会える

インターネットを通して豊富な音楽を利用可能な現代においては、DJで使用する楽曲を探し出すことに苦労することはありません。人気の楽曲をオススメされたり、ブログなどで最新のアンダーグラウンドミュージックが取上げられる現在では、ダンスフロアのオーディエンスを踊らせるのは簡単なことかもしれません。誰でもBeatportへアクセスして、トップ10のトラックをダウンロードして、スターDJのようにプレイできてしまいます 。

エレクトロニックダンスミュージックの多くのレーベルは、現在でもレコードをリリースしています。多くの楽曲がデジタル配信なしのレコードのみでリリースされています。

もしも注目を浴びたいのであれば、テクノロジーから離れて最寄りのレコード屋でレコードを掘ってみることをオススメします。そうすることで、自分が最も必要とする音楽を見つけることができるでしょう。

レコードを掘ることは、音楽制作においても素晴らしい礎となり得ます。昔のレコードからのサンプリングは、これまでに限りなく試され、良質なレコードから素晴らしい楽曲が生まれて来ました。



2. ターンテーブルの回転が生み出すリアルなグルーヴ感

アナログのターンテーブルには、ベルトドライブとダイレクトドライブの2つの種類があります。ベルトドライブのターンテーブルは、 プラッターからオフセットされており 、ベルトループによってプラッターに接続されています。ダイレクトドライブは、モーターがターンテーブルのプラッターの下に直接取り付けられており、より強いトルクを与え、より安定した速度を保てます。

ターンテーブルのモーターがプラッターを回転させ、音楽はデジタル化されたプロセッサーやプログラムを通して流れるので、楽曲のBPMと全体的な雰囲気に揺れを生み出します。

実際にターンテーブルを触ってみると、レコードの傷み具合によっては実際のBPMに設定するために回転速度を調整しなければならなかったり、ピッチコントロールの可変具合がターンテーブルごとに異なり一定ではないと言うことに気付くでしょう。パソコンは常に一定のBPMで再生されるので、そのような感覚を覚えることはありません。




3. 創造性を引き出すスクラッチ

ターンテーブルに触ると、たとえあなたがスクラッチをできなくても、スクラッチから音楽を作ってみたいと言う衝動にかられるかもしれません。

スクラッチはDJを始めるにあたってとても良いスキルです。スクラッチはあなたの DJプレイ に直感性をもたらしてくれます 。特定のサウンドをスクラッチするとどうなるかを理解でき、ユニークなサウンドを生み出すのに役立つかもしれません。

デジタルDJには一つに統合されたシステムがあり、あなたのパソコンにインポートされている音楽をスクラッチできます。しかし、それはレコードのスクラッチとは違います。レコードをスクラッチすることは 、6インチのプラスチック製のジョグホイールでスクラッチするのと比較することはできません 。



CDJ、TRAKTOR、RekordboxやUSBプレーヤーが登場する以前は、DJは大量のレコードを持ち運んでいました。楽曲の構成を把握するために何度も通して聴き、ピアノやギターのサウンドからキーを確認し、シールでキューポイントをマークしたり、全てを自分自身で行わなければならないのです。現場にはプレイの終わりまで十分にもつだけのレコードを持っていく必要があります。

そのパーティに合う楽曲を選ぶことや、選んだレコードを持ち運ぶのは非常に労力を要します。重さもそうだが、持って行くレコードを選ぶのはとても大変な作業です。




DJスキル向上のための最良の手段

レコードの場合、単価が高いので、楽曲をよく吟味することは当然のことで、これにより、あなたのオリジナリティの向上につながります。

なぜ新世代のDJがレコードから始めるべきかを結論付けると、多くの新世代のDJにとって、ここで述べたアドバイスはリアルではないかもしれません。スペースはもちろん、場所によってはレコードを手に入れるのも難しいかもしれません。それでもあなたのDJスタイルの向上のために、ターンテーブルについて真剣に考えてみてはいかがでしょうか。もしデジタルDJスタイルを選択したとしても、レコードで週に1,2回、1時間から2時間ほど練習することをオススメします。

高価なターンテーブルではなくても、お手頃なポータブルプレイヤーでもレコードに触ることはできます。私は、レコードでプレイすることがDJのスキルを向上させるための最良の方法であると信じています 。


soundrope読者のみなさん、記事を読まれてターンテーブルに興味を引かれましたか?

アナログのターンテーブルを使ったDJとデジタルDJのそれぞれのスタイルに一長一短はあります。アナログかデジタルか。これに関してはそれぞれがイメージするスタイルに最適な方を選ぶべきです。しかし紹介した記事で述べられているように、アナログスタイルを取り入れることで、状況に応じた対応性が鍛えられ、楽曲に対しての思い入れも格段に増すことは間違いありません。

次のステップへ進みたいと考えるデジタルDJの方には、アナログ体験も悪くないかもしれませんね。


from DJ TECH TOOL

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The another story of ...#The Last

翌日の仕事は、かなり早めに終わった。
咲子さんは舞さんと食事に行くらしく、誘われたが断った。
姉妹水入らずの食事会に、僕が言ってはアレだろうし。

家に帰ったころは、空は黄昏時だった。
茜空を見上げた後、アパートの階段を上る。

――ふと、僕の部屋の前に、何かが立っているのを見つけた。

「あれは……」

少し早歩きに、その場所へ向かう。
そこにいたのは、ペットボトルくらいの大きさのロボットだった。
服装は執事のような恰好をしている。しかし全身かなりボロボロで、ところどころ錆びていた。

そのロボットは、僕が目の前に立ったところで、深々とお辞儀をした。

「……のび太さん。待っておりました……」

「……僕を?」

「はい。あなたに、お話があります。――私の主人、ドラえもん様の件です……」

「―――ッ!?ドラえもん!?」

ロボットは、静かに頷いた。

「それでですが、差支えなければ、少々お時間をよろしいでしょうか……」

「……うん」

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The another story of ...#20

~2時間前~

「――そっか……しずかちゃんと……」

「ああ。付き合ってたよ。最後には、こっぴどくフラれたけどね……」

そこは、街の角にあるバー。そこのカウンター席に、僕と出木杉は座っていた。

「しずかは、キミが好きなんだってよ。まったく、面白くもない話だけどね……」

ぼやくように呟くと、彼は目の前のウイスキーを飲みほした。

「……ごめん」

「なぜキミが謝るんだい?キミは、何も悪くないだろう。これはしずかの想いであって、僕が思ってるのは、単なる醜い嫉妬だけだよ」

出木杉は表情を落としたまま、そう呟く。

「……野比くん。しずかを幸せにしてやってほしい。それが、僕からの最初で最後のキミへの願いだ……」

「………」

「まったく、頭に来る話だよ。こっちは昔からの想いを、ようやく叶えたと思ったのにな……キミに、それを引き継ぐなんて……」


「出木杉……」

出木杉は、絞り出すようにそう話した。彼がそんなことを言ったのは、初めてのことだった。
彼は、心の底からしずかちゃんの幸せを願っていた。
恥を捨て、恋敵の僕に願ってまで、彼女の幸せを叶えようとした。

――それでも、僕はその願いを叶えることは出来ない。

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The another story of ...#19

それから僕は、実家を後にした。
街並みを見渡しながら駅まで歩き、電車に乗る。窓から見える景色を横目に、電車に揺らされていく。

そのまま家に帰り、荷物を片付けた後、とある人物に連絡を取った。
思いのほかあっさりと連絡が取れたのが幸いだった。

「……うん……そうだよ……じゃあ、待ってる……」

電話を切り、服を着替える。
これから、僕は歩き出す。

最期に家を出る前に、これまでドラえもんがくれた手紙を読み返した。
彼の言葉をもう一度心に注ぎ、家を出る。

踏み出す足は、少しだけ躊躇を覚えていた。
それでも、力強く足を踏み出した。

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The another story of ...#18

――それから数日後、僕はとある場所を目指していた。
電車を乗り継ぎ、その場所を目指す。

駅を降りたあとは、一度大きく息を吸い込んだ。

「……ずいぶん、久しぶりだなぁ」

固いアスファルトで舗装された道路を踏みしめながら歩く。いつもよりもペースは遅い。その場所の景色を、眺めながら歩いていた。
あまり様子は変わってはいない。ただ、空き地はなくなっていて、小さなアパートが立っていた。

やがて、その場所に辿り着いた。
少し見上げたその家は、古ぼけていた。

「こんなに、小さかったっけ……」

懐かしさを胸に、僕は呼び鈴を押す。

「――はぁーい」

中から、よく聞き慣れた声が響き渡った。そして、玄関は開く。

「どちら様―――あら?のび太?」

白髪交じりの髪をしたその人は、僕の顔を見て少し驚いていた。

「や、やあ……」

でも、すぐに優しい表情に戻した。

「……いらっしゃい。よく来たわね。――あなたー!のび太が来たわよー!」

その声に、家の中からもう一人が姿を現す。

「――のび太。よく来たな」

二人は、並んで僕を出迎えた。二人とも、とても穏やか表情で。
少しだけ照れてしまったけど、僕は少し声を大きくして、二人に言う。

「――ただいま、父さん、母さん……」

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The another story of ...#19

家に帰った後、僕は父さんと酒を交わす。
父さんは、上機嫌だった。顔を赤くして、ニコニコ笑っていた。

「――まさか、のび太と酒が飲める日が来るとはな!月日が経つのは早いものだ!」

父さんは僕のコップに、次々とビールを注ぐ。

「……僕、そんなにお酒強くないんだけど……」

「細かいことは気にするな!さあ!どんどん飲め!」

父さんはすっかり酔ってしまっているようだ。ノリが、会社の上司によく似ている。
苦笑いする僕に、追加にビールを持って来ていた母さんが後ろから笑いながら話しかけて来た。

「お父さんね、楽しみにしてたのよ?のび太とお酒を飲むことを」

「父さんが?」

「そうよ。いつも家で晩酌をする時に言ってたの。ここに、のび太がいてくれたらなぁって……」

「………」

「口では言わないけど、お父さん、寂しかったのよ。……もちろん、私もね……」

「……うん」

両親を安心させようと思って一人暮らしをした僕だったが、父さんと母さんは、別のことを思っていたようだ。
いくつになっても、子供は子供……誰かが言った言葉だ。
その意味が、少しだけ分かったような気がする。
父さんは相変わらず笑顔でお酒を飲む。母さんはお酒を飲まないのに、そんな僕達を座って見ている。
ずっと一緒に暮らしていた父さんと母さん。でも、一緒にいた時には薄れていたモノが、僕の中にはっきりと浮かび上がっていた。
――父さんと母さんの想いが、僕の中に注がれていたようだった。

「……父さん、お酒、注ぐよ」

「お!ありがとうな!」

その日は、夜遅くまで父さんと酒を交わす。心の中のしこりのようなものが、少しずつ溶けだしている気分だった。

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The another story of ...#18

「いやあ!まさか、咲子の彼氏がのび太だったとはな!」

咲子さんの部屋で、舞さんはビールを片手に豪快に笑う。

「ホント不思議だね……まさか、お姉ちゃんの知り合いなんてね……」

咲子さんはおつまみを出しながら、感慨深そうに呟く。

「………」

一方、話題の中心にいる僕は、気が気ではなかった。

舞さんは僕が咲子さんの彼氏だと気付くなり、しばらく顔を見た後、まるで何事もなかったかのように接し始めた。
いったい、何を考えてるのだろうか……

「――あれ?ビールなくなっちまった……。咲子!ちょっとビール買ってきて!」

「もうお姉ちゃん!今日はちょっと飲み過ぎだよ!」

「固いこと言わないって。せっかくのび太もいるんだし。な?のび太?」

「は、はい……」

「――ってことだ。すぐそこのコンビニにあるだろ?ちょっと頼むよ」

「……もう。仕方がないなぁ……」

ぶつぶつ文句を言いながら、咲子さんは部屋を出ていった。

残されたのは、僕と舞さん。玄関が閉まる音が響くなり、舞さんは先ほどまでの緩い顔を一変させ、真剣な表情を見せた。

「――で?これはどういうことだ?説明してもらおうか……」

その目には、凄まじい威圧感があった。
そんな視線を受けた僕に抵抗など出来るはずもなく、ことの経緯を洗いざらい説明した。

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The another story of ...#17

「私ね、今、本当に幸せなんだ。こうやってのび太くんに料理作ってあげれたし」

「……咲子さん……」

「実はね、私の料理食べた男の人、のび太くんが初めてなんだよ?」

「そうなの?」

「うん。私、昔から料理を手伝ってたんだ。お母さんの真似をして、お姉ちゃんに味見してもらって……いつか、大好きな人に作ってあげたい……そう思ってたんだ」

(……ということは、あのギャップ料理は、そこで培われたのか……)

「だから、今その夢が叶って、とても幸せなの。……ありがとう、のび太くん。私、あなたと出会えて良かった……」

そう話す彼女は、目に涙を浮かべていた。自分の気持ちを素直に表現し、今僕に見せている。それが、とても嬉しかった。

「……僕も、咲子さんと出会えて良かったよ……」

「のび太くん……」

「………」

「………」

部屋は、静まり返っていた。
時計の針だけが音をならす空間の中、目の前に座る彼女は、目を閉じた――――

(――――ッ!!!こ、これは――――!!!)

「………」

(ま、間違いない―――GOサインだ……!!)

迫る、緊張の瞬間……

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The another story of ...#16

会社を後にした僕だったが、結局肝心の用件は終わっていなかった。
何しろしずかちゃんは不在だったわけだし。
出張からいつ帰るかも聞き忘れてしまっていた僕は、ただしずかちゃんからの返信を待つことにした。
ケータイを開けば、否が応でも気が付くだろう。

とぼとぼ歩いて家に帰っていたが、ふと、ケータイの着信がけたたましく鳴り始めた。
取り出して見てみれば、パネルには“花賀咲子”の名前が。

(なんだろ……)

気になった僕は、とりあえず電話に出ることにした。

「もしもし」

『もしもしのび太くん?今、電話大丈夫?』

「うん。大丈夫だけど……どうしたの?」

『ええとね……その……』

電話の向こうで、咲子さんは煮え切らない口調で何かを言おうとしていた。

(……?なんだろう……)

不思議に思っていると、電話口で深呼吸する音が。そして……

『……あのね、今晩、時間ある?』

「え?ああ、うん。時間あるよ」

『じゃあさ……ご飯、食べない?』

「食べに行くの?いいよ」

『そうじゃなくて!ええと……』

再び、モジモジモード突入。あまり急かすのも悪いから、黙って彼女の言葉を待つ。
しばらく待っていると、彼女はようやく、用件を伝えて来た。

『……私の家に、食べに来ない?』

「………へ?」

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The another story of ...#15

「――残念だったな。急な用件か?」

「そ、そうではないですが……」

会社の屋上で、僕と舞さんは柵に寄りかかりながら話をしていた。
そこで舞さんは、しずかちゃんが出張中でいないことを告げてきた。
完全に予定が外れた僕は、残念な気持ち半分、ホッとした気持ち半分の、複雑な心境で缶コーヒーを一口飲み込んだ。

「事前に連絡してれば、ちゃんとした日付を指定してやれたんだがな」

「……いや、舞さんがいたことをすっかり忘れてまして……」

「……ケンカ売ってるのか?」

「滅相もありません。すみませんでした」

「まったく……あれだけ心躍る出会いをしたというのに、忘れるとは……」

(衝撃的な出会いだったのは間違いないけど……)

すると舞さんは体を反転させ、外の方を見ながらタバコを吸い始めた。

「タバコ、吸うんですね……」

「まあな。まあ、印象はよくないから、人前だとあまり吸わないがな」

「確かに、見る人が見れば批判しそうですね。……でも、似合ってますよ」

「フォローしてるつもりか?」

「滅相もありません」

「……少しはフォローしろ」

それから僕らは、屋上から街を見渡した。

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The another story of ...#14


「ど、どうしてここに!?」

(あれ?デジャヴ?)

何だか前にも似たようなことが……

「……この前の、お礼を言いに来たの……」

「………へ?」

「ありがとう、のび太さん。私、嬉しかった。あなたが来てくれて……」

この前?この前とはいったい……
僕がどこに来たって?

言葉の真意は分からないが、しずかちゃんは目に涙を浮かべていた。

「私、とっても不安だったの。たった一人取り残されて、どうすればいいか分からなくて……」

「は、はあ……」

「でも、あなたが来てくれた。あれだけ酷いことをした私を、大切だって言ってくれた。……それが、本当に嬉しかったの……」

いやいやいや、本当になんのことでございましょうか。

「……まあ、のび太さんが持って来た缶詰は食べられなかったし、雪山にコートで来るのもどうかと思ったけど……それでも、私はあなたのおかげで助かったの……」

(缶詰?雪山?コート?――――――――あ)

それらの単語を集計した後、僕は思い出した。

「――でも、どうして私が遭難したって分かったの?」

(……それ、子供の僕ぅううううううううう!!!!)


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The another story of ...#13

「――おい、野比」

「……え?あ、はい」

会社で、突然上司に呼び止められた。
何だろうかと思っていたら、上司はとある人物を指さす。

「……あいつ、どうしたんだ?」

「あいつって……」

上司の指の先にいた人物は……

「……咲子、さん?」

「そうそう。見ろあの様子を――」

……確かに、彼女の様子は誰が見ても異常事態だった。
ソファーに座りぼんやりとしながらも、頬は常に緩んでいる。熱でもあるのかと思うくらい顔は桃色に染まっていた。
さらに一番奇妙なのは、突然真顔になったと思ったら、すぐにとろけるように顔が緩む。

(ちょっと咲子さん……)

いくらなんでも、緩み過ぎでは……

――と、その時。

「……なあ野比。ここだけの話だが……」

「は、はい……」

「……幸せに、してやれよ……」

「―――ッ!?」

「ハハハ……!!部下のことなど、お見通しだよ!!ハハハ……!!」

そのまま上司は、笑いながら去って行った。
何だかんだで部下のこと、見てるんだな……

――誰かに漏らさないことを、切に願う。

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The another story of ...#12

それから、季節は流れていった。
気が付けば、あれだけ猛威を振るっていた夏は終わりを迎え、秋が訪れた。
食欲の秋。芸術の秋。僕の場合、昼寝の秋。

会社では、夏の終盤にかけて怒涛の激務ラッシュが押し寄せ、目の回るような忙しさとなった。
おかげでジャイアンとスネ夫に連絡もろくに取れないし、それどころかおちおち昼寝も出来なかった。

……しずかちゃんとは、あれっきりだった。
何度か電話をしてみたが、いつもコール音だけが僕を待っていた。
たぶん、嫌われてしまったのかもしれない。それも無理もない話だと思うが。

あの一件は、ジャイアンに相談してみたりもした。
ジャイアンからは怒られたが、それでも、僕に悪気がなかったことは分かってくれていた。
『一度謝り入れとけよ―――』
そう言われたが、電話にも出ない状態だと、いきなり家に行くのもマズイだろうから、結局謝ることは出来ていなかった。

今頃しずかちゃんは、何をしてるのだろうか……
出木杉と、仲良くしてるのだろうか……
不安に感じる夜が多くなった。

――そんな僕の支えは、ドラえもんからの手紙だった。

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The another story of ...#11

「……どなたですか?」

玄関を開けた瞬間、僕は凍り付いた。

「……具合、どう?」

一瞬、目を疑った。でも、間違いない。

「――し、しずかちゃん!?」

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The another story of ...#10

民宿を出るころには、ジャイアン達もようやくなんとか回復していた。少しまだフラフラしてるけど、夜よりは何倍もましのようだ。

しかしながら、人生とは難しいものだ。
地獄を見ていた二人を介抱したのが僕。だが家に帰ってから、今度は僕に地獄が訪れていた。

「……あぅぅ……し、死ぬ……」

帰宅した僕は、なんとなく体の怠さを感じ、その日は早く寝た。次の日が仕事でもあったし、体調管理に万全を期すことこそ、一人前の企業戦士だからだ。

……だが、翌朝、あまりの気怠さに目を冷まし、水銀の温度計を使用したところ、なんと数値は39度オーバーを叩き出していた。
どうやら、相当疲れていたようだ。

仕方なく会社に連絡を入れ、その日は休むこととした。
本日の企業戦士は、しばしの休息となった。

――ピンポーン

寝ていた僕は、玄関から鳴り響くチャイムの音に目を覚ます。
時刻は夕方。
こんな時間に来るのは、大抵新聞の勧誘であることを、僕は知っている。

フラフラとしながら玄関に向かい、ガチャリとドアを開けた。

「――新聞ならいりませんよ」

「……新聞?なんのこと?」

「…………へ?」

目の前にいた人物は、キョトンとしていた。まあいきなり新聞の勧誘と間違えられたわけだし、無理もないわけで……
――いやいや。そうじゃなくて、その前に……

「さ、咲子さん?なんでここに……」

僕の問いにニッコリと笑みを浮かべた咲子さんは、手に持っていた膨らんだスーパーのビニール袋見せる。
そして……

「――晩ごはん、作りに来たの。……おじゃま、してもいい?」

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The another story of ...#9

「――いやいや、さすがに驚いたね……。まさか、のび太としずかが知り合いとはね……」

海の家に移動した後、舞さんは中ジョッキのビールをグビグビ飲みながらそう話す。

「本当っすねぇ。世間って本当に狭いもんすね」

「ほんとほんと」

それに続き、ジャイアンとスネ夫も言葉を漏らす。

「……それにしても、あの二人は、なんで黙りこんでるんだ?」

舞さんの言葉に、ジャイアンとスネ夫はこちらを向いた。

「……」

「……」

僕としずかちゃんは、隣同士に座ったまま、顔を隠すように俯いていた。
何か話さなきゃとは思う。だけど、言葉が出ない。それはしずかちゃんも同じようで、楽しそうに話す舞さん達とは違い、重苦しい空気が、僕としずかちゃんを包んでいた。

そんな僕らを見たジャイアンは、舞さんに耳打ちをする。

「……まあ、色々あるんすよ……」

「ふ~ん……」

「……ねぇねぇのび太ぁ」

「は、はい?」

いきなり、舞さんが這いながら近づいてきた。そしてなぜかまた猫なで声。

「あ、あの……舞、さん?」

「……」

「ねぇねぇ、二人でどっか行こうよぉ」

「ちょっと舞さん、何言って……」

「いいからさぁ。ねぇねぇ」

「ちょっと舞さん――!!」

しずか「――ッ!!」

突然、しずかちゃんは席を立った。急な出来事に、僕らはただしずかちゃんを見つめる。視線が集まるなか、しずかちゃんは、そのまま海の家を出ていった。

(な、なんなの……)

呆然としていると、舞さんは突然肩を叩いてきた。
振り返れば、僕を見つめる舞の目。その目は、とても優しいものだった。

「……行ってやれ、のび太。お膳立ては、してやったからな」

「……え?」

「いいから。――お前も、男なんだろ?」

「……」

舞さんは、変わらない瞳で僕を見ている。これに、応えなきゃいけない。
そう、思った。

「――はい……!」

そして僕も席を立ち、海の家を飛び出す。そのまま砂浜を駆け出した。
遠くに見える、あの背中を追って――

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