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in the place...(現場で) また、いつか会う人のためにも、これから出会う人の為にも、そんな出逢ったときの話のネタにして欲しくて・・・。 全ては、in the place.現場で起きています。

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アナログorデジタル

現在のDJスタイルはMIDIコントローラとシンクデバイスによるビートマッチングにシフトし、自身の耳を頼りに手動でミキシングを行うスタイルは過去のものと考えられつつあります。

この記事は決してパソコンベースのミキシングを非難するものではなく、先人達が現代の私達のために培ってくれた礎からDJを進化させるアイデアを学んでいただくことを目的としています。あなたが既にラップトップといくつかのMIDIコントローラを使用している場合、アナログのターンテーブルを用いた伝統的なスタイルから、いくつかのヒントを学んでください。

DJにおけるテクノロジーは過去10年の間に多くのことが進化しました。2005年当時、パイオニアが発売した CDJ 1000によりCDをレコードのようにスクラッチできるようになったことはDJ製品の世界において最大の技術的進歩でした。以前のDJプレイにはレコードかCDが使用され、レコーディングか照明用としてセッティングされていない限りはパソコンをDJブースで見かけることはありませんでした。

今では、ラップトップ、MIDIコントローラ、またはCDJがセットされていないDJブースを見つけるのは難しいことです。めったにDJブースでアナログのターンテーブルを見かけることのない新世代のDJにとっては、時代遅れの技術とも思えるアナログのターンテーブルを使用し続ける理由を理解するのはきっと難しいでしょう。そこで新世代のDJがレコードから始めることをオススメするいくつかの理由を次に挙げていきます。

1. あなたが求める真の音楽に出会える

インターネットを通して豊富な音楽を利用可能な現代においては、DJで使用する楽曲を探し出すことに苦労することはありません。人気の楽曲をオススメされたり、ブログなどで最新のアンダーグラウンドミュージックが取上げられる現在では、ダンスフロアのオーディエンスを踊らせるのは簡単なことかもしれません。誰でもBeatportへアクセスして、トップ10のトラックをダウンロードして、スターDJのようにプレイできてしまいます 。

エレクトロニックダンスミュージックの多くのレーベルは、現在でもレコードをリリースしています。多くの楽曲がデジタル配信なしのレコードのみでリリースされています。

もしも注目を浴びたいのであれば、テクノロジーから離れて最寄りのレコード屋でレコードを掘ってみることをオススメします。そうすることで、自分が最も必要とする音楽を見つけることができるでしょう。

レコードを掘ることは、音楽制作においても素晴らしい礎となり得ます。昔のレコードからのサンプリングは、これまでに限りなく試され、良質なレコードから素晴らしい楽曲が生まれて来ました。



2. ターンテーブルの回転が生み出すリアルなグルーヴ感

アナログのターンテーブルには、ベルトドライブとダイレクトドライブの2つの種類があります。ベルトドライブのターンテーブルは、 プラッターからオフセットされており 、ベルトループによってプラッターに接続されています。ダイレクトドライブは、モーターがターンテーブルのプラッターの下に直接取り付けられており、より強いトルクを与え、より安定した速度を保てます。

ターンテーブルのモーターがプラッターを回転させ、音楽はデジタル化されたプロセッサーやプログラムを通して流れるので、楽曲のBPMと全体的な雰囲気に揺れを生み出します。

実際にターンテーブルを触ってみると、レコードの傷み具合によっては実際のBPMに設定するために回転速度を調整しなければならなかったり、ピッチコントロールの可変具合がターンテーブルごとに異なり一定ではないと言うことに気付くでしょう。パソコンは常に一定のBPMで再生されるので、そのような感覚を覚えることはありません。




3. 創造性を引き出すスクラッチ

ターンテーブルに触ると、たとえあなたがスクラッチをできなくても、スクラッチから音楽を作ってみたいと言う衝動にかられるかもしれません。

スクラッチはDJを始めるにあたってとても良いスキルです。スクラッチはあなたの DJプレイ に直感性をもたらしてくれます 。特定のサウンドをスクラッチするとどうなるかを理解でき、ユニークなサウンドを生み出すのに役立つかもしれません。

デジタルDJには一つに統合されたシステムがあり、あなたのパソコンにインポートされている音楽をスクラッチできます。しかし、それはレコードのスクラッチとは違います。レコードをスクラッチすることは 、6インチのプラスチック製のジョグホイールでスクラッチするのと比較することはできません 。



CDJ、TRAKTOR、RekordboxやUSBプレーヤーが登場する以前は、DJは大量のレコードを持ち運んでいました。楽曲の構成を把握するために何度も通して聴き、ピアノやギターのサウンドからキーを確認し、シールでキューポイントをマークしたり、全てを自分自身で行わなければならないのです。現場にはプレイの終わりまで十分にもつだけのレコードを持っていく必要があります。

そのパーティに合う楽曲を選ぶことや、選んだレコードを持ち運ぶのは非常に労力を要します。重さもそうだが、持って行くレコードを選ぶのはとても大変な作業です。




DJスキル向上のための最良の手段

レコードの場合、単価が高いので、楽曲をよく吟味することは当然のことで、これにより、あなたのオリジナリティの向上につながります。

なぜ新世代のDJがレコードから始めるべきかを結論付けると、多くの新世代のDJにとって、ここで述べたアドバイスはリアルではないかもしれません。スペースはもちろん、場所によってはレコードを手に入れるのも難しいかもしれません。それでもあなたのDJスタイルの向上のために、ターンテーブルについて真剣に考えてみてはいかがでしょうか。もしデジタルDJスタイルを選択したとしても、レコードで週に1,2回、1時間から2時間ほど練習することをオススメします。

高価なターンテーブルではなくても、お手頃なポータブルプレイヤーでもレコードに触ることはできます。私は、レコードでプレイすることがDJのスキルを向上させるための最良の方法であると信じています 。


soundrope読者のみなさん、記事を読まれてターンテーブルに興味を引かれましたか?

アナログのターンテーブルを使ったDJとデジタルDJのそれぞれのスタイルに一長一短はあります。アナログかデジタルか。これに関してはそれぞれがイメージするスタイルに最適な方を選ぶべきです。しかし紹介した記事で述べられているように、アナログスタイルを取り入れることで、状況に応じた対応性が鍛えられ、楽曲に対しての思い入れも格段に増すことは間違いありません。

次のステップへ進みたいと考えるデジタルDJの方には、アナログ体験も悪くないかもしれませんね。


from DJ TECH TOOL
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