in the place...

in the place...(現場で) また、いつか会う人のためにも、これから出会う人の為にも、そんな出逢ったときの話のネタにして欲しくて・・・。 全ては、in the place.現場で起きています。

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teenage days #6 雲ひとつ無い空のように

誰もが一度は、誰かにお願いしたことがあると思います。
『一生のお願い!』とか、『これだけはお願い!』とか、『これ、やっといて~♪』
お願いすると言うことは、その人に責任を与えることになります。
特に後者(3番目)なんかは、後先考えずに、その人に丸投げですね。

そんな『お願い』は

時として、素晴らしい結果をもたらし
時として、不幸な結果をもたらすことがあるでしょう。

一度、お願いする前に一息、深呼吸をして考えて見ましょう。

その行為は、誰もが簡単にできることですか?
その行為は、自分が完璧にできることですか?

そして、様々な因果を考え、いつでもフォローできることが出来ますか?

『お願い』一つとっても、とても難しいことですね。

どんなに簡単なことでも、その時のタイミング、その時の感情一つで
幸せにも、不幸にもなります。

空と一緒ですね。

雲ひとつ無い、キレイな空。
続いたかと思えば、気が滅入るような灰色の空。

人の心も、空の気分も同じようなものですかね?





今でも覚えている『teenage days』
今でも色あせない、そのCM。
まさか、その出会いが、その後の人生を大きく左右させるとは誰も
思っていなかっただろう。

手に入れた『ポケベルの番号』
手馴れた手つきで、その番号へ文字を入力する。

『イマ、ナニシテルノ?』

その数十分後、彼女から連絡が返ってきた。

『ナニモシテナイヨ。』
そんな何気ない回答がボクの心をさらに高めさせる。

『エッ!?ヒマシテルノ?』
『ソウダヨ。』
加速させる文字入力と溜まる鼓動。

数十文字のやり取りが、いろいろなことをイメージさせ
何回か、そんなやり取りを続けた。

翌日、相も変わらず家の前で『オーリー』の練習。
いつの間にかプッシュしながら数十センチ上がるようになり自信がついてきた。

家にあった空き缶を見つけては何度も潰し、新しいものをセットしては潰した。

何個潰しただろうか?

いい加減、そんな作業が嫌になって車輪止めの石を置いて、それを飛び越えることに
専念していた。

20センチ強の石は、そのときのボクにとっては、とても大きな岩に感じ
飛ぼうとする時、それが大きな壁にも感じた。

何時間それを越えるために挑戦しただろうか?

西の空に太陽が差し掛かった頃、やっとその壁の先を見ることができた。

たった20センチ強の石。
歩いてまたぐのも、走って1メートル前から飛んでも誰もが簡単に飛べるものなのに
スケートボードに乗って飛び越えるという行為になると、それが岩となり壁となった。

それがやっと越えられる。


超えられた!



その思いは言葉では言い表すことの出来ない達成感。
本当に苦労して続けて良かったと思った。

その夜、『ポケベル』にメッセージが入っていた。

『イマ、ナニシテルノ?』
その時、スケートボードの事について、いろいろな雑誌を読み漁り
誰にも邪魔されたくない空間に浸っていた。

でも、

この展開、この時間、次に起こす行動は決まった。

『ナニモシテナイヨ。ヒマシテル。』
読んでいた雑誌を閉じ、ポケベルに集中した。



・・・。


返事が返ってこない。
今度はボクからメッセージを送った。

『ヒマシテルノ?』

すぐに返信があった。

『ウン。』

その日、炎天下でスケボーをしていてたボクの火照った体をさらに溶かす回答。
思わず1階の冷蔵庫にあるアイスを取りに行き、自分の部屋に戻りやりとりの続きをした。

『TELシナイ?』

間髪入れずに次の回答が返ってくる。

『ウン。』

・・・。
手に持っていたアイスの溶けたしずくが手にかかって我に戻った。


『えっ?!何、この展開?えっ?電話するの?これから?』


当時、携帯を持っている人は、ほんの一部の人だけで、ボク等にとって唯一の
コミュニケーション・ツールが『ポケベル』。

そのポケベルに彼女の家の番号が送られてくる。
その番号を信じてダイヤルを回す。

何コールしてからか受話器から声がした。

『はい・・・。』
女性の声、もちろん若い!
間違いない!

そのまま会話を続けた。

何時間、話したであろうか?
思い出すのは、その暗かった彼女とは裏腹に明るい声で
終始笑い声が絶えない会話だった。



ボクの夕食時はテレビが付けられたままで、野球やクイズ番組がよく流れていた。
合間、合間にCMが流れ、そんなブラウン管を眺めながら夕飯を食べていた。

そんな食事の最中に衝撃的なCMを発見してしまった。

『これだ!いや、これじゃね?スケボーって。』
そう、単純明快なボクは、これこそ今ボクが頑張っている
『スケボーのあるべき姿』と感じ目に焼き付けた。


今でも鮮明に覚えている、その衝撃的な感触。
今でも色あせないCM。
まさか、その出会いが、その後の人生を大きく左右させるとは誰も
思っていなかっただろう。



昼間の暑さが嘘のようにかき消され、風鈴の音と家の中にスーっと過ぎ去る風を感じる
8月が始まったばかりの夜の話。
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