in the place...

in the place...(現場で) また、いつか会う人のためにも、これから出会う人の為にも、そんな出逢ったときの話のネタにして欲しくて・・・。 全ては、in the place.現場で起きています。

Category: スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category: teenage days

Comment (0)  Trackback (0)

teenage days #11 雪と桜のイメージの先

『桜』と言うと、いろんなイメージが浮かびますね。
皆さんは、どんなイメージをされるでしょうか?

『期待』

そんなイメージが多いのではないでしょうか?

でも、雪山を愛する人達にとって
そんな季節は寂しいものです。




12月に入るとすぐゲレンデオープンするという情報が入り
僕は1年ぶりにできるスノーボードに胸の高鳴りを抑えながら学校に通っていた。

オープンしてから最初の休みに僕は、そのゲレンデに向かった。

家から歩く道のりは、まだ街に雪さえも降っていないのに
スノーウェア、ブーツを着込み、手にはボードを持って
電車に乗っていた。

今、考えればちょっと恥ずかしいのかな?
でも、当時それが僕にとって当たり前のスタイルでありポリシーだった。

バスに乗り、いつも通り一番の後ろの席に座り
ヘッドフォンから用意していたカセットテープから
次から次へと音楽が流れ続け、僕のテンションを上げていった。

ゲレンデに着き、雪とは言えない人工雪を踏みしめ
リフトの頂上を見上げた。

さぁ、早く滑ろう。

一本目のリフトに乗って上から見る景色は最高だ。

いろいろなスタイルのボーダーが滑り
さらには格好つけてるヤツもいる。

いつもより長く感じたリフトを降りてビンディングを締め付け
ライディング体制に入った。


すごい鈍ってる。
と言うよりも、初心者に近い。去年、染み付けたはずの
カービングもドリフト走行で僕の思い描いていたイメージとはかけ離れていた。

それがブランクというヤツか。。。

そんな痛感を感じた初日を終え、気がつけば毎週末はどこかのゲレンデに足を運んで、とにかく滑っていた。
滑れば滑るほど、さらに上のスキルを見に付けたくて無茶なことだったり
キケンな転び方もした。

一つだけ覚えているのはb/s360をしようとして、力が入りきらず
完全に90度で回転が止まり、後頭部から地面にたたきつけられたことだ。

何秒間だっただろうか?目の前が真っ暗になり、目を開けると
『大丈夫か~?』と遠くから聞こえる声。

その日だけは自宅に帰らず、近くに住んでいたじいちゃんを呼んですぐ帰った。

暖かくなればなるほど、雪質が悪くなりブッシュや山肌が見えるようになり寂しさを感じた。

『また、一年できなくなるのか…』

ゲレンデに人が少なくなる4月になっても寂しさのせいかゲレンデで滑っていた。

桜が散る頃に、僕はやっと諦めがついたのか板やウェアを片付け
ゴーグル焼けだけが残る顔で毎日を送る高校生に戻った。

桜が散り、いつの間にか高校最後の春真っ只中な4月中旬の話。
スポンサーサイト

Comments






カウンター
プロフィール

alpen

Author:alpen
もはや本名で出会う必要はないでしょう

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

1234567891011121314151617181920212223242526272829303103 2017
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。